私が、今務める新宿福興教会を始めたのは2001年9月です。アメリカの同時多発テロが起こった頃です。パソコンが一般の人たちに普及し始めていました。当時はほとんど興味がありませんでした。

毎週日曜日礼拝(集会)の時に、週報という集会のプログラムやニュースレターを毎週発行する必要がありましたが、パソコンはできないし、字があまりきれいではないので手書きで書くのも気が進まず困っていた時に、パソコンの高度な技術を独学で習得して活用している友人が、「菅野先生の教会の働きをぜひ手伝わせて下さい」と申し出てくれました。これは願ってもないことで、まずは毎週発行する週報を作ってもらいました。それから、看板ライブチャット、名刺、色々な印刷物などのありとあらゆるものを作ってくれました。ところが、しばらくして友人は仕事が忙しくなり、「申し訳ないけど、これからは手伝うことができなくなりました。すいません!」といきなり言われましたので、「ガーン!」。ショックで言葉が出ませんでした。

しかし、友人はそのまま突き放すのではなく、中古のパソコンをプレゼントしてくれて、今までの作業を自分でできるように丁寧に教えてくれました。その時からパソコンを始めました。当初は、キーボード入力は指一本で、ゆっくり時間をかけながらでしたが、毎週の週報の制作のほかに、説教(講演)の準備やメールのやり取りなど、たくさんの文字入力をしているうちに、気がついたら上達して行きました。

それから、2003年にはホームページを立ち上げ、礼拝(集会)の生放送をはじめ、チャット、ブログ、掲示板などを通して、たくさんの人と関わるようになりました。そして気がついたら、私もC世代の仲間入りをしていました。

友人が手伝ってくれたことで、パソコンを使って教会の何もかもをやるようになり、その友人が忙しくなったので、自分でパソコンを教えてもらってやるようになり、いつしかそれが楽しくなり、生活の一部となり、切っても切れないようになりました。だから、パソコンや持ち運びの端末なども、かっこ良さよりも実用性と機能性を第一に選びますが、デザインのかっこ良さやワクワクするような遊び心も大切だなーと感じます。生活の一部になりました。

もし友人が、ずーっと私の秘書のようになってくれていたとしたら、自分ではパソコンをいじらなかっただろうと思いますし、C世代の仲間入りはできていなかったと思います。

私に取ってのマイナスはプラスに変わりました。バイブルには、「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。」(ローマ8:28)と書かれています。神を愛する者に取っては、すべてのこと、マイナスもプラスも全部のことが共に働いて益、プラス、良い結果になるとしたら、良いと思えることはもちろん感謝ですが、良いと思えないことに関してもライブチャット、後に良いことに変えられるので感謝できることになりますね。この人生観は、根拠のない楽観主義ではなく、確かな人生観だと思います。この土台があるので、「全てのことを感謝」して生きていけるのだと思います。